芥川賞の時期がやってきましたね。今年は7月17日に選考会が行われます。

先日、候補作品が発表されました。  芥川装候補の全作品のあらすじや、作者の経歴を調べてみました。

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まずは一覧です。
  • 「想像ラジオ」文藝春号 (いとうせいこう)
  • 「すっぽん心中」新潮1月号 (戌井昭人)
  • 「すなまわり」文學界6月号 (鶴川健吉)
  • 「爪と目」新潮4月号 (藤野可織)
  • 「砂漠ダンス」文藝夏号(山下澄人)
直木賞候補作品の著者と違い、小説家として一線で活動している方々よりも目新しい名前が多いのにお気づきでしょうか。

いとうせいこうさんは俳優やミュージシャンなどで有名で、この「想像ラジオ」で初めて、芥川賞の候補となりました。

鶴川健吉さんは相撲の行事をされていたとか。

経歴の珍しい方が多いという印象を受けました。 次に各作品のあらすじと作者の経歴をまとめていきますね。
 芥川賞(2013年149回)の選考が7月17日で間近です。気になる候補作品のあらすじや作者の経歴は?一覧にしました

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あらすじ

DJのアークがパーソナリティをする「想像ラジオ」の電波は何故か「想像」。ラジオを聴く人の想像力の中だけで聞こえるラジオ番組です。アークはどういうわけは木の上にひっかかったまま、パーソナリティをしています。その状況の意味はアーク本人もわかりません。そしてリスナーから次々にメールが届きます。彼の聞きたい「声」とは。ヒロシマ、ナガサキ、トウキョウ、コウベ、トウホク── 死者からはどんなメッセージが届くのでしょうか。

いとうせいこう

itoseiko 芥川賞(2013年149回)の選考が7月17日で間近です。気になる候補作品のあらすじや作者の経歴は?一覧にしました

 

1961年生まれ。本名は伊藤 正幸(読み方は同じです。)早稲田大学法学部を卒業。在学中から芸人として活動をしていました。その後講談社に入社し、1986年に退社して、ヒップホップMC等で活躍しました。今回の「想像ラジオ」は初めて芥川賞にノミネートされています。

 

「すっぽん心中」新潮1月号 

あらすじ

事故で首を痛めて休職中の男と家出少女が出会い、どういういきさつか霞ヶ浦までスッポンを取りに行く、不思議なストーリーです。

戌井昭人(いぬいあきと)

inuiakito 芥川賞(2013年149回)の選考が7月17日で間近です。気になる候補作品のあらすじや作者の経歴は?一覧にしました

1971年生まれ。玉川大学文学部卒業。1997年に劇団「鉄割アルバトロスケット」を旗揚げしました。小説家デビューは2008年に新潮に発表した『鮒のためいき』です。『まずいスープ』、『ぴんぞろ』、『ひっ』の作品でそれぞれ芥川賞候補となっています。今回の「すっぽん心中」は受賞に至るでしょうか。
「すなまわり」文學界6月号

あらすじ

力士になれない体格の主人公「自分」が相撲界に飛び込むストーリー。行司の経験者の著者ならではの緻密な描写が期待できます。

鶴川健吉(つるかわけんきち)

turukawa 芥川賞(2013年149回)の選考が7月17日で間近です。気になる候補作品のあらすじや作者の経歴は?一覧にしました

1981年生まれ。東京出身。高校を中退して相撲部屋に行司として入門した異色の経歴です。その後の2007年大阪芸術大学芸術計画学科卒業しました。2010年に「乾燥腕」で文學界新人賞を受賞しています。

 

 「爪と目」新潮4月号 

あらすじ

幼い「わたし」の視点で、父の恋人の「あなた」を語っていく小説です。少し立ち読み出来るサイトをリンクしておきますね。→新潮社サイト立ち読み「爪と目」
藤野可織(ふじのかおり)

fuzinokaori 芥川賞(2013年149回)の選考が7月17日で間近です。気になる候補作品のあらすじや作者の経歴は?一覧にしました

1980年生まれ。京都市出身。同志社大学文学部卒業。「いやしい鳥」で文學界新人賞受賞しています。「いけにえ」で芥川賞候補になりました。

 

「砂漠ダンス」文藝夏号(山下澄人)

あらすじ

「私」がアメリカの小さな町へ砂漠を見に行くところから物語は始まります。

山下澄人(やましたすみと)

1966年生まれ。兵庫県出身で、神戸市立神戸商業高等学校を卒業しています。1996年から劇団FICTIONを主宰しており、2012年「ギッちょん」で芥川賞候補にあがっています。

 

やはり芥川賞は「純文学」としての価値を候補作品に求めているようですね。感性があえばとてもハマる作品だけど、合わなければ嫌悪感さえもよおす感じだと思います。

私は「想像ラジオ」が受賞するのではないかな~と思いますが(これは直木賞候補でもいいような作品ですね)みなさんはどうでしょう。

7月17日が本当に楽しみですね。