「和食」のユネスコ無形文化遺産登録はほぼ間違いないのですが、今年12月、アゼルバイジャンで行われる政府間委員会で正式決定になります。

ところでアゼルバイジャンって国、ご存知でしたか?

恥ずかしながら私は今まで聞いたこともありませんでした。

せっかくですのでアゼルバイジャンのことも調べてみました。

アゼルバイジャンはどこらへん?

azerubaijan

カスピ海に面した、イランやグルジア、ロシア、アルメニアに接したところにある国です。

歴史

アゼルバイジャン共和国として独立したのは1991年8月30日です。それまではソ連の一部でした。

歴史的にはたいへん古く、紀元前後にあったカフカス・アルバニア王国がアゼルバイジャンの原型だと思われます。

紆余曲折を経てロシア帝国に組み込まれたあと、民族意識が高まり1918年、アゼルバイジャン民主共和国を作りましたが、すぐにイギリス軍によって占領され、後にソビエト連邦に組み込まれてしまったのです。

観光

アゼルバイジャンを旅行する日本人はまだとても少ないようですね。世界遺産ファンかコアなシルクロードファンの方でしょうか。

ツアーなどもほとんどないようです。

でも、実際に旅行した方のブログなどを読んでいると、首都のバクーはなかなか魅力的な街のようです。

民族音楽と民族舞踊が日本人からしたらとてもとてもエキゾチックみたいです。

日本でもポピュラーになったベリーダンスもアゼルバイジャンでは綺麗な踊り子(この響きがいいですよね)が見せてくれるそうです。

ベリーダンスよりももっと地元っぽいものを!

と言われる方も満足できそうな「アスマ・カスマ」は、最古の踊りと言われいます。結婚の儀式で使われる踊りにとても興味が湧きます。

そして旅行の楽しみといえばやっぱり食事!ですよね。

アゼルバイジャン料理はその立地上、トルコやイランの料理ととても似た部分があります。

スープ類などの煮込み料理が多く、羊肉とひよこ豆のスープや、肉団子と卵のスープ、やブドウの葉でご飯を包んで煮込んだものなど、どれも美味しそうです。

そしてドライフルーツとハーブを使ったサラダもよく食べられています。

イスラム教徒が多い国ですが、何故かアルコールは広く親しまれていて、昔からワインはよく作られていました。

バクーではビールが激安だそうです。

ビザはかつてはアゼルバイジャンの空港で申請するだけで、お金もかかりませんでした。(日本人に限って無料)

ですが、今現在では、e-visaを申請しなければいけないようです。ビザの取得条件はしょっちゅう変わりますので大使館で確認したほうが無難です。

ただ、日本人が無料だというのは変わらないようですね。

治安は決して良くありません。

隣接したアルメニアとの間でナゴルノ・カラバフ紛争を抱えています。ナゴルノ・カラバフ地域はアルメニアに占領されています。

外務省からの情報ではこの地区への渡航は「延期をすすめる」とあります。

首都のバクーは「十分注意してください」レベルですが、このあたりで治安がいい!と言い切れることはないように思えますね。

アゼルバイジャンの世界遺産

アゼルバイジャンには世界遺産に登録されている文化遺産が2つあります。

「城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、及び乙女の塔」

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なんでも当時の王だった父親が、実の娘の王女に邪まな心で迫ったせいで、その王女のこの塔のてっぺんから身を投げただとか。。。

今も昔もとんでもない親がいるものですね。

「ゴブスタンの岩石芸術の文化的景観」

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コブスタン地方の西部にある国立保護区です。

考古学的にとても価値のある岩絵などが多く(600万点以上)、写真のような大昔の人類や動物、船やラクダのキャラバンなど当時を偲ばせる絵を見ることができます。

治安の悪さは気にかかるところですが、一度は行ってみたい国になってきました。

旅行したことがある方は、情報を教えてくださったら嬉しいです。