3月に入りました。今日から東大寺のお水取りですね。

私はなぜだか「お水取り」と「花祭り」を
ごっちゃに覚えてました。

お水取りは厄除けの儀式のようなもの、
花祭りはお釈迦様の誕生日を祝う
仏教バージョンのクリスマスのようなもので、
全く由来は違うものですのにね。

でも「甘茶」という魅惑的なキーワードは子供の時から
頭のすみにこびりついています。

花祭りとは?

花祭りは別名「灌仏会」といいます。

お釈迦様の誕生日を祝う行事で日本では4月8日に、
仏教の宗派に関係なく全国のお寺で行われています。

お花で飾られた小さなお堂・「花御堂」に祀られたお釈迦様に、
ちいさなひしゃくで「甘茶」を灌いで(そそいで)拝みます。

花御堂に使われるお花は、椿、木蓮、桜、コブシ、
レンギョウなどが多いみたいです。

ちなみに仏に甘茶を「灌ぐ」ので、灌仏会なのですよ。

 

hanamaturi

甘茶をかける理由

どうして仏様に甘茶をかけるのでしょう?

それはこんな故事からの由来なんです。

 

お釈迦様の誕生を祝って九頭の龍が天から甘露の雨を降らせ、
それを産湯に使いました。

花祭りでは甘茶をふるまってくれるお寺が多く、
この甘茶を飲むと病気をしないと言われています。

.

甘茶ってどんなお茶?

その名のとおりアマチャヅルという葉から作られたお茶です。

花祭りでふるまわれた甘茶ではないのですが飲んだことがあります。

ちょうど麦茶に砂糖をいれたような味でした。

美味しいか? そうですねぇ。微妙でした(笑)

ただ、アマチャヅルの甘味は砂糖の数百倍なのに、
カロリーはほぼゼロなんですね。

ダイエット中だけど甘いものが飲みたい!

というときはいいかもです。

 

.

天上天下唯我独尊

お釈迦様は生まれてすぐに四方に7歩歩いて、
右手で天、左手で地面を指差し、

天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)

と唱えたそうです。

花御堂の中のお釈迦様のポーズはこの時のものなんです。

天上天下唯我独尊・・・

なんだか、暴走族が特攻服に刺繍してそうな言葉ですね。

「俺様がこの世で一番偉いんだぜ」みたいな。

でも、これは言葉の意味を取り間違っているのです。

お釈迦さまがそんなことを言うはずはありません。

「皆がそれぞれ、かけがえのない存在である」

お釈迦様はこう言いたかったのです。

まあ、「俺様が一番偉いんだぜ」という意味も辞書に載ってましたが。

.

花祭りを英語で説明

日本に興味がある外国人は説明しにくいことばかり聞いてくるんですよね。

花祭りを英語で説明するのに便利なフレーズ集めてみました。

 

花祭りは釈迦の誕生を祝う仏事で、毎年4月8日に行われます。

“Hana-matsuri”  is a Buddhist ritual celebrating the birth of Buddha.

灌仏会とも言われています。It is also called “Kanbutsue”

色々な花で飾った花御堂に甘茶を満たした桶を置きます。

“hanamido” or small temple desolated with colorful flowers,
and bucket filled with sweet tea is placed in it.

花御堂の中央には釈迦が誕生した時の像が置かれ、
人々はひしゃくで甘茶をすくい、その像に注ぎます。In the center of “hanamido”, a statue of Buddha
at his birth is placed and people ladle sweet tea
with a dipper and pour it onto the statue.

これは、釈迦が誕生した時に天から9頭の龍が飛来し、
甘露を降らせたという仏教の故事に基づいています。This is baced on a Buddhis legend, accrding to which,
when Buddha was born, nine dragons flew down from
heaven and pouring the honeydew.

4月8日頃といえば桜の花も満開のところが多いですよね。

花祭りをしているお近くのお寺に参拝して、
めいっぱい春の雰囲気を味わってくると寿命も伸びそうです!