日本の夏の飲み物といえばやっぱり麦茶ですよね。夏の期間、大抵の家庭の冷蔵庫には麦茶が冷えているのではないでしょうか?

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我が家では夏と言わず麦茶を年中飲んでいます。

麦茶の歴史

麦茶の歴史は古く、日本では昔から親しまれている飲み物なんです。

麦茶の元祖は平安時代です。麦を炒って粉状にしたものをお湯にとかして飲まれていました。麦を収穫した初夏に加工したものがとても美味しく、そのため夏に愛飲されるようになったようですね。

室町時代、戦国時代には、お酒にいれて飲むことも流行っていたようです。

江戸時代に商業が発達して、麦を炒ったものが売られるようになり、「麦湯」として庶民にもひろく飲まれるようになります。

その流れで現代に入り、麦茶という名前が浸透したのは昭和40年頃です。昭和38年に麦茶のティーパックが売られ、不動の夏の定番飲み物になりました。

麦茶の美味しい入れ方

夏にちょっといい料理屋で麦茶を出されその美味しさに感動したことがあります。

「あれ?麦茶ってこんなに美味しかったっけ?」と。ウチでは水出し麦茶をよく作っています。こんなものだと思っていましたが、美味しい麦茶とはまるで違う飲み物でした。

ちょうどNHKのあさいちで麦茶の美味しい入れ方をやっていたので紹介しますね。

材料

粒のままの麦(もちろん麦茶用)

水1リットルに対し30g(大さじ山盛り6杯くらい)

入れ方

ヤカンで沸騰したお湯にティーパックにいれた麦を投入。火を止めて30分放置そしてティーパックを取り出し、ポットに入れて冷まし冷蔵庫で冷やします。

ゆっくりと温度がさめていくお湯でじっくりと抽出すると麦のうまみがちょうどいい感じで出てきます。

市販のティーパックに入っている麦茶の多くは粒を粉砕しているものが多いです。機会があれば粒のままのものを買ってみたいですね。

長いあいだ煮だしたり、ティーパックを入れっぱなしにしておくと苦みが出てくるので気をつけましょう。

ティーパックに麦を入れるときはパンパンに入れないで半分位がいいです。パンパンにいれるとうまく麦の成分がお湯に溶け出さないからです。

麦茶の効能

美味しいだけでなく麦茶には色々な健康効果があります。今までの研究でよく知られているのが以下の2点です。

  1. ガンを抑制
  2. 胃粘膜の保護

1のガンの抑制は麦茶に含まれる抗酸化物質です。研究では少なくとも5種類の抗酸化物質が確認されています。この抗酸化物質がガンを抑制する作用があるのです。

2の胃粘膜の保護は、同じく胃粘膜を保護する物質が含まれているからです。これにより胃潰瘍などを予防する効果があるとされています。

そして今日のあさイチで新しい効能が紹介されていました。

「冷え」の改善がかなり期待できるようです。

15名の健康な人に常温の麦茶と水を飲んだあとの血流量を調べる実験をしたところ、ほとんどの人が麦茶を飲んだ時の方が血流がよくなり、体温が上がったのです。

その作用をおこす物質がピラジンです。ピラジンは麦茶の香ばしい香り成分です。このピラジンが末梢の神経をひろげ血流料を増加させる作用を引き起こすのです。

夏のクーラー対策にも麦茶はとてもいいかもしれませんね。

他にも麦茶の利点はたくさんです。

カフェインを含んでいないので白湯が飲めるようになった赤ちゃんや妊娠中の方にも安心安全な飲み物です。

ただ・・・私は妊娠中、麦茶がまったくダメになったんですよね。麦茶に限らずコーヒーとかちょっと焦げ臭いにおいが苦手になりました。

今は全く大丈夫ですけど、割と多くの妊婦さんが「麦茶ダメ~」と言っていたので、割とポピュラーな現象なのかなと思います。

そして麦茶を飲むとお腹がゆるくなる方も少なからずいらっしゃいます。それは麦茶の成分というよりもキンキンに冷やした冷たい飲み物だから・・・かもしれません。少しぬるめのものを試してみるのもいいですね。

麦茶をつかった斬新なメニュー

なにも麦茶として飲むだけでなく、色々なレシピにも応用できると紹介されていました。

一番美味しそうだなぁ、すぐにでもまねしたいなぁと思ったのが、クッキーの中に麦茶の麦をいれて焼くことです。

レシピ

バター、砂糖、卵、小麦粉、ベーキングパウダーを混ぜたクッキー生地に麦茶の麦とチョコチップを混ぜて、スプーンで鉄板におとし、170°のオーブンで焼く。

これだけです。分量は好みになるのですが、よく私が作るアメリカンタイプのクッキーのレシピを紹介しますね。

バター100g、卵1個、薄力粉150g、砂糖60g、ベーキングパウダー小さじ1/2
これらを混ぜ合わせて、チョコチョップと麦茶をいれてよく混ぜ、オーブンシートを敷いた鉄板にお好きな大きさで落としています。そして170°で15分位で出来上がり。
あ、隠し味に塩をひとつまみ入れてみてください。
コツは生地を混ぜ合わせて麦茶を入れると、て早くさっさっと混ぜて、成形して焼きます。なるべく麦の食感を残すためにです。
スタジオの試食ではとてもみなさん美味しそうに食べてました。たまにはこうやって麦茶を食べるのもいいかもしれませんね。