ナスビは夏野菜のイメージですが、秋に収穫された秋ナスビが
美味しいのは有名ですね。

「秋ナスビは嫁に食わすな」

ということわざも超有名です。

このことわざ、「秋ナスビほど美味しいものを、嫁ごときに食べさ
せないでよい」という忌々しい嫁いびりとしての意味と、

「秋ナスビは栄養も少なく体を冷やすので大切な嫁に食べさせ
ない方がいいよね」という親心の意味があります。

私の感想としては、親心云々はとってつけたような言い訳の
匂いがプンプンしますが。。。

秋ナスビに限らず、ナスビは栄養があまりないと耳にしたこと
がありますが、それは本当なのでしょうか。

 

ナスビの栄養

ナスビは90%以上が水分で残りはほとんど糖質です。

他の野菜、例えばトマトやかぼちゃと比べて、ビタミン類も
少なめですし、低タンパク、低カロリーです。

ですから「栄養価が低い」のいうのはある意味正解なのです。

ただし、あのナスビの美しい紫色にポリフェノールの一種である
アントシアニンがたくさん含まれています。

アントシアニンは抗酸化作用が有名で、目の疲れを癒したり、
老化予防、がん発生の抑制などが期待できるのです。

ポリフェノールにも色々種類があって、その中のアントシアニン
にも色々種類があり、ナスビに含まれるのはナスニンといいます。

そして食物繊維がたくさん含まれていることにも注目ですね。

「栄養」をどう解釈するかですが、健康効果は十分に期待できる
野菜です。

ただ、体を冷やすのは確かなようで、高血圧やのぼせに効果
あるというのは昔から言われています。

そしてたくさん食べると「のど」にもあまりよくないそう。

「秋ナスビは嫁に食わすな」の親心の方の解釈も、あながち間違い
ではなさそうですね。

ちなみになすの絞り汁をいぼに塗っておくといぼが取れたりする
効能もあるそうですよ。

なんだか不思議な野菜ですね。

 

ナスビの調理のコツ

ナスビは油と相性抜群です。果実の部分がスポンジ状になってい
るので油をよく吸います。

また淡白な味なので油のコクが加わることで旨味が増します。

しかし!とにかく油の吸収が良すぎるのも問題ですよね。

油多めのフライパンでなすの輪切りを焼くときなど、あっという間に
油を吸ってしまって、油をどんどん足さないことには、最初に焼いた
ナスビと後で焼いたナスビの味が全く変わってしまいます。

私はこれがナスビ料理の苦手なポイントでした。

そこで主婦の味方!あさイチのナスビ特集を見てみました。
そしてあっさり悩みは解決したのです。

ナスビをレンジにかけてから調理する

これだけでOK!

輪切りにしたナスビは2分くらい(ナスビの量やワット数による)
レンジにかけると、ナスビのスポンジ状の穴が小さくなり、
油の吸収を抑えます。

それに加えて水分も少なくなるので、油のコクが強く感じられ
美味しさも倍増!

私も早速試してみました!

確かに油の吸い方が減っているのがはっきりと分かりました。

これはぜひお試し下さい。超お勧めです。

 

ナスビの渋みを抑えるコツ

ナスビは結構渋みがありますね。ナスビの性もあるのか、
普通に料理しても大丈夫な時と、きつく渋みを感じる時もあります。

この渋みの原因はナスビに含まれるポリフェノールの一種、
クロロゲン酸が酸化されることです。

ポリフェノールはアントシアニンだけではないのですね。

で、この酸化を防ぐためにはをまぶすといいのです。

ナスビ料理のレシピで「輪切りにしたナスビに塩をかける」
という下ごしらえがよくありますが、あれは下味をつけるため
ではなく、渋みを抑える工夫だったのです。

 

ナスビの紫色を美しく調理するコツ

ナスビの美しい紫色はナスニンということは前述しました。

ナスビを調理するとこのナスニンが酸化し、茶色っぽくなって
しまいます。

どうせなら美しく調理したいですよね。

この調理のコツはラップと電子レンジです。

ナスビをラップに包み、電子レンジにかけます。そしてラップに
くるんだまま粗熱を取ります。

こうすることによってナスニンの酸化がとまり、美しい色が
保たれるということですね。

このナスビで浅漬けをつくったり、煮物を作ったりすると
紫色のまま綺麗に仕上がりますよ。

このコツを応用したのがこのレシピです。↓

皮付き”焼きナス風”

ナスビに何箇所か竹串などで穴を開け、ラップに包んでレンジで
2~3分。
ラップをつけたまま放置し粗熱を取ります。
粗熱がとれたらラップをはがし、ナスビを立て半分に切り、
油を敷いたフライパンで焼き目をつけます。
最後にめんつゆをかけて、おろし生姜を添えれば出来上がり。

 

いつも作る焼き茄子は、直火で皮を真っ黒に焼いてから剥き、
中身だけを食べるので、ちょっと変わった焼きナスビレシピです。

お味は好みもありますが、正統派焼きナスに負けず劣らず
美味しかったです!

美味しい秋ナスビ、もっと美味しく調理して食欲の秋を満喫
したいですね♪