残暑も少し柔らいで涼しい風邪を感じるようになると、お月見シーズンの到来です。

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今はサザエさんのように本格的なお月見をする家庭は少なくなったと思います。

マンションの家庭も多いし(ウチも)ベランダから月が見えない(ウチも)家庭も多いでしょう。

それでも季節の変わり目に少しだけ普段と違った行事をするのは子供の情操教育になるかも・・・と毎年ささやかにお月見行事を行っています。

里芋を蒸しただけの衣かつぎ、みたらし団子(作ったり買ってきたり)、近所の空き地でとってきたすすきもどき、それをベランダに適当に飾って、ベランダから月が見えなければ、家族で近所を散歩しながらのお月見。

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本当にテキトーでささやかなお月見行事ですが子供は喜んでくれています。

 

月見団子の形の色々

月見団子って、まん丸で三角に盛ったのがポピュラーなイメージではないでしょうか?

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サザエさんでも必ずこんなのですしね(笑)

でも地方によってはまったく形が違うものなのです。

このポピュラーな月見団子は関東地方のものです。が、関東といっても色々で静岡ではこんな形の月見団子が幅をきかせているそうで。。。

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ひらべったくて真ん中を凹ましています。へそもちともいうそうですよ。

ちょっと東へ行って名古屋あたりですと、こんな形のお団子です。

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細長くて片方がさらに細い。里芋にもよく似ていますね。7seedsという漫画でこのカタチのお団子のエピソードが出てきて興味が湧きました。この中ではこのカタチのお団子は静岡県出身の蝉丸が作ってました。静岡でも色々あるのかな?

で、私の住む関西はこんなお団子だそうです。

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名古屋のお団子の形にあんこを巻いたものですね。皮を半分むいた里芋を模しているのでしょうか。

でもウチの近所(神戸)のスーパーではこのカタチのお団子はみません。まん丸のお団子が多いです。ちゃんとした和菓子屋さんではわかりませんが。

大阪や京都がこのカタチっぽいですね。

だいぶ南へとんで沖縄ではこれです。

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うーーーーん、なんとも斬新なお団子ですね。ゆで黒小豆をまぶしています。フギャギとよぶそうですよ。

日本は狭いですが広い!色々なお団子がありますね。

ところで、今年の中秋の名月は2013年9月19日(木)です。

今年の中秋の名月は満月です!やった~♪

え?と思った方もいらっしゃるのでは?そうなんです。

中秋の名月(旧暦8月15日)=満月とは限りません。

新月の日を旧暦では1日と数えます。それから15日経つと満月・・・のはずですが、月の周期は27.32日なので、15日目が必ず満月とは限らないのです。っていうか満月の時の方が少ないです。今年2013年は中秋の名月が満月ですが、来年からはしばらく1・2日のズレがでてきます。

なんで旧暦8月15日=中秋の名月としたのでしょうね。いちいち「今年は16日が満月だ。来年は17日だ」というのが面倒くさかったのでしょうか。

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中秋の名月がズバリ満月の年は今年を過ぎると2021年までありませんね。

まぁ別に必ず旧暦8月15日にお月見をしなければならないわけではありませんので、翌日や翌々日の満月にすればいいと思いますが、暦と満月があっていればなんとなく気分はいいですよね。

今年はちょっといいお供えをしてみるのもいいかもしれません。

中国の伝統のお菓子「月餅」大好きです。ジャスミンティーと一緒に食すとエキゾチックムード満点。十五夜は中国でもお月見を楽しみます。

(というか中国が本場?)

中秋の名月は芋名月とも言われています。

お月見の風習は秋の収穫時とも重なっているので、収穫のお祭りからお月見の風習に発展していったという説も有力です。

里芋の収穫時と重なることから芋名月という名前がついたのでしょうか。

だから衣かつぎなどの里芋料理を供えるのですね。

一三夜のお月見

十五夜の月鑑賞は中国の風習の影響も色濃く反映されていますが、一三夜のお月見は日本独自ものです。

旧暦9月13日を一三夜といい古来日本では十五夜と並んで称される名月なのです。十五夜を鑑賞したのなら、必ず一三夜も鑑賞するという風習もあり、十五夜だけを見るのは「片月見」といって縁起が悪いとさえ言われてきました。

一説によると宇多天皇(平安初期)が一三夜の月を愛でて「無双」とよんだことが始まりだとか。。。真偽ははっきりしませんが。

この一三夜は栗名月、豆名月とも言われています。

やっぱりちょうど栗や豆の収穫期だからでしょうか。

完全な満月ではなく満月にむかう不完全な月、こういうのを愛でるのはなんとなく日本人気質だなぁと私は思います。

一三夜は一五夜よりも天候が安定している時期だともいわれ、よりキレイに名月を楽しめるかもしれません。

日本独自の風習とはいえ一三夜は十五夜と比べてやっぱりマイナーだと思います。

秋が深まっていく中、これから満月に向かう月を眺めるのも風流ですね。

今年は十五夜と一三夜、両方楽しんでみてはいかがでしょうか。

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