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あらすじ

舞台が終わりあやめに声をかける一弥。その一弥に師匠の澤山咲五郎が「ご贔屓さんと今から食事だ」と声をかける。あやめに待っていてと言い残し咲五郎についていく一弥。

一方、恭之助も外に出ると女の子達に囲まれてた。そこにあやめが現れ「河村くんもとても今日の演技はよかったよ」と声をかける。

「『も』ってなんだよ。俺は一弥のおまけか。。」などと小さくぼやきながら去っていく恭之助。

ご贔屓の客と咲五郎と優奈と食事をする一弥。

降ってきた雨の中ひたすら一弥を待つあやめ。

 

木嶋屋では世左衛門と恭之助が次回の舞台の話をしている。演目は「棒しばり」。

太郎冠者と次郎冠者がとにかく酒好きで、酒を盗み飲むのでついに主人から棒に縛られ留守番をさせられる。それでもどうにかして酒を飲もうとする2人。

・・・という能や狂言をもとにした歌舞伎作品だ。

主役の次郎冠者は恭之助で決まりだが太郎冠者には「一弥」の名前も挙がっている。世左衛門は恭之助に一弥の舞台に対する熱意を見習えと発破をかける。

恭之助は自分の部屋で、あやめと一弥がデートしている妄想にイラつく。

しかしちょうどその頃のあやめは雨の中。結局5時間待ったが一弥は来なかった。

次の日、学校の畑で作業をするあやめ。そこに恭之助が現れる。昨日あやめと一弥が結局会えなかったのを少し喜んでいる様子だ。

そのときあやめが倒れてしまう。雨の中待ったせいで風邪をひいてしまったのだ。

恭之助はあやめをおぶって、あやめの自宅に連れいく。

ちなみにエリーゼグランドヒルというぼろアパートだ。

その頃、一弥はあやめを校門で待っていた。優奈が出てきて慌てて身を隠す一弥。

あやめのアパートで苦戦して料理する恭之介。なんだかよくわからない真っ黒なブツが入ったお椀をあやめに渡すが、やっぱり食べるなととめる恭之助。

あやめはせっかくだから食べると一口食べる。

食べた瞬間固まるあやめ。あせる恭之介「誰かにご飯をつくってもらうって嬉しいものだね」とあやめは食べ続ける。

あやめの代わりにあやめのバイトもこなす恭之助。

轟屋で咲五郎に次の舞台の話をされている一弥と兄弟子。咲五郎は今回は太郎冠者の役は諦めろと言われ不本意そうな一弥。

兄弟子は調子に乗るなと一弥にいうが、それを優奈が聞いていて兄弟子に「一弥はあなたとは違う」と睨みつけられる。

杏之助はバイトから帰り、張り切って棒しばりの練習を始める。怪訝そうな父、恭之助の恋を見破るお手伝い。そして台所に料理仕掛けの大量の卵と米。おそらく恭之助が練習たのだろう。

翌日

学校が終わってすぐに飛び出す恭之助。

父はおそらくご贔屓の客と話していて「恭之助の演技はムラがありすぎる」と苦言をうける。

校門で昨日と同じようにあやめを待っている一弥。それにあやめの友達が気づいた。

恭之助はまたあやめのアパートで雑炊を作っている。昨夜の猛練習のおかげでとても美味しそうな雑炊。そしてあやめの代わりのバイトへ行こうとする。

あやめは恭之助に「こんなによくしてもらっているのに何も返せなくてごめんね」という。

恭之助は「気にするな。俺はそんなにせこい男じゃない」と返す。

 

轟屋では優奈が一弥の部屋に入り、机の中の写真を見てしまう。

幼い日の一弥とあやめの写真だ。

 

あやめのアパートに一弥が現れ、雨の中待ちぼうけにさせてしまったことを謝る。そして中に入り、あやめにあやめが作った人形をみせる。

ずっと大切に思ってた。一瞬だって忘れたことはなかった。舞台の真ん中に立ったららきっと会えると信じてた。そしてやっと会えた。と思いをあやめに伝える。

微笑むあやめ。長いあいだ待たせてごめんとあやめの頭に手をおく一弥。

スマホを忘れた恭之助が戻ってきて、窓から二人の姿を見て黙って帰っていく。

一弥は恭之助のスマホを見てあやめのだと勘違いし、携帯の番号を教えていうが、あやめは携帯を持っていない。このスマホは河村くんのなんだというと、恭之助がここに来たのかと動揺する一弥。

帰宅した恭之助に世左衛門は「毎日遅くまで何をしている。歌舞伎のことだけ考えろ、さもないと私にも考えがある」と意見する。

反発しながら練習をする恭之介。だが、あやめと一弥の姿ばかり思い出し稽古にならない。

轟屋の自分の部屋であやめの人形を見る一弥。そこに優奈が入ってきて、「私に隠していることない?」

とぼける一弥に抱きつき、「弘樹のためならなんでもする。太郎冠者の役やりたいよね。私がパパに頼んであげる。弘樹がたどり着きたいところへ連れて行ってあげる。」

一弥をベッドに押し倒す優奈。一弥はあやめの顔を思い浮かべながら、あやめの人形を見ながら、優奈にキスをする。

翌日

校門で恭之助を待っているあやめ。避けようとする恭之介をおいかけてスマホをわたし、おかげで元気になったとお礼を言う。昨日のあやめと一弥の姿をを思い出しながら足早に去っていく恭之介。

棒しばりの練習所

太郎冠者をやることになった一弥が恭之助に挨拶をする。動揺する恭之助。それが稽古にも表れ、松吉にダメ出しを受け続ける。

体調が悪いといって帰ろうとする恭之助に、「逃げるのですか。良い役をすぐにもらえる御曹司と違って僕はこの役に命をかけている。そうやっていままでも逃げ続けていたのですか」と一弥が言葉を浴びせる。

一弥につかみかかる恭之介。

一弥は「あなたを見ていると腹立つ。僕があなたのような幸運を持っているならど絶対無駄にはしないのに」

木嶋屋で世左衛門は恭之助を激しく叱り、もう二度と舞台には立たさない。私には400年の歴史を持つ歌舞伎に対する責任がある。いい加減なお前に継がせるくらいなら、養子をもらって後継にすると言い放つ。

小さい時からいつもこうだった。どんなに頑張っても精進しろというだけで、俺の気持ちは何もわかってくれない。跡を継ぐのならだれでもいいか。歌舞伎なんかやめてやると家を飛び出す。

あやめの「河村くんは歌舞伎界をひっぱっていく人になる」という言葉を思い出しながら、あやめのバイト先足を運ぶ恭之助。

はっと我に返って帰ろうとするが、あやめに追いかけられる。少し言い合いになり「河村くんはすごく優しかったり、そうじゃなかったり。名門の御曹司なんだからもっとどっしり構えたら」というあやめの言葉に「どうせ俺はだめ御曹司だよ」と去っていく。

ネットカフェで歌舞伎の舞台のことを思い浮かべている恭之助。

家では世左衛門とシズが恭之助のことを話している。

「家族のことは歌舞伎よりもずっと難しい」という世左衛門に、シズは「歌舞伎は400年の歴史がありますが、家族はゼロから歴史を積み重ねていかなければなりませんからねぇ」

棒しばりの練習に現れない恭之助。松吉や完二郎、一弥らも待っているが、結局稽古はち中止になってしまう。

その連絡をうけた世左衛門。ちょっと出てくると木嶋屋を出ていった。

稽古場からあやめに電話して恭之助が来ないせいで稽古が中止になったと告げる一弥。

おどろくあやめ。

恭之助は神社の奥にある見晴らしのいい広場にいた。

「やっぱりここか」と背後から完二郎が現れる。

10年前、恭之助が子供の頃、この場所で完二郎に稽古を付けてもらっていたのだ。

完二郎は話す。俺は歌舞伎を楽しいと思ったことはなかった。歌舞伎の家に生まれたから、必死でやっていただけだ。

でもお前は本当に楽しそうに歌舞伎をしていた。型を覚えるのは遅いが、いったん役にはまると目が離せなくなる。歌舞伎の申し子だと思った。

今のお前は努力もせずに文句ばかり言っている。

でもおれはこれからもお前の芝居がみたい。お前の歌舞伎は見る人を幸せにする力がある。お前が舞台に立つのは父のためでも木嶋屋のためでもない。お前の芝居を待っててくれる人のためじゃないか。

と、明るく恭之助を励ます。

恭之助は「本当はやめたくない。俺の好きな歌舞伎の舞台にもう一度立ちたい」

走り出す恭之助。

そこに世左衛門が現れる。世左衛門も恭之助がそこで練習していたのを木の陰から見守っていたのだ。

木嶋屋で世左衛門に土下座をして「もう一度歌舞伎をやらせてくれ」と頼む恭之助。そしていつか親父を超えてみせると言い放つ。

内心ホッとしながらも「最後のチャンスだ。次はないぞ」という世左衛門。

そこへシズが「お友達から電話がありましたよ。来るまでずっと待っている」と。

あわてて木嶋屋を飛び出す恭之助。門のところであやめに出会う。あやめは心配して来てくれたのだ。

「俺もう逃げないから」といいあやめを安心させる恭之助。

そして大きな響く声で「あやめ!!」と呼び捨てにする恭之助。

驚いているあやめに「って呼んでもいい?」

戸惑いながらも頷くあやめ。少しドキっとした様子だ。そして恭之助は走っていった。

稽古場で練習しながら待っている一弥。そこに入っていく恭之助。2人はあらためてライバルと認め合ったようだ。

次回へ続く

 

感想

やっぱり私は恭之助派ですね~。「俺、そんなにせこい男じゃないから」のセリフにはクラっとしました。一生懸命料理を練習したり、恋心のアップダウンで歌舞伎の稽古にも波が出ちゃうところも可愛くていい感じです。

わからないのはやっぱり一弥。優奈と一線こえたのかな?優奈を野望の足がかりにしようとしてそうなんだけど、それであやめとうまくいくつもり?

暑苦しいくらいの野心の源がよくわかりません。

そして神社の頃の完二郎はかっこいいですねぇ。本当に恭之助のいい兄貴分ですね。完二郎が出てくるとテンションが上がってしまいます。

そして、あやめ! どんだけ鈍感なんだ!天然で二人のイケメンを翻弄している小悪魔ちゃんですね。いいなぁ。。。

さて、次回は歌舞伎の舞台が見られるでしょうか。楽しみです。

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