感想

今回の裁判は本当に興味深かったです。

一見、羽生や黛の方が真っ当なことを主張しているかに見えますが、熊井が裁判をおこした段階でもう二人がやり直せる可能性は薄かったですよね。

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そして古美門は何度か熊井にチャンスを与えてましたよね。どれだけ古美門の口車に乗せられても、そのチャンスでの熊井は頑なにほのかを拒否している。羽生のいうようにやり直せたとしても、ほのかが幸せになるとは思えません。

最後にほのかにかけた言葉にジーンとしました。

羽生、今回は真っ黒でしたよね(笑)

古美門の手の上で転がされていることにも気づかず汚い手を使い、黛を失望させてしまった。若干上から目線の人のを幸せにするという野望もはこれからどうなるのでしょうね。

ブス呼ばわりされた黛は可哀想すぎます(笑)あんなに綺麗なのにね。

 服部さんの他愛もない特技・・・今回は逆効果でした~。


あらすじ

古美門は安藤貴和に毎朝5km走って体を絞りセクシーになるように言われる。それが貴和の弁護をする条件だと言われたのだ。

黛も付き合うが、古美門は途中でタクシーで逃走。

拘置所内の安藤貴和との接見で、そのことを安藤貴和になじられるが、古美門は「私はセクシーだ。体脂肪は0.2%。服を脱げばフェロモンでメス猫たちが失禁する」などと熱弁するが、貴和に適当にあしらわれる。

黛も「ブスに私を弁護する資格はないわ」と貴和に言われ、ブスと言われたことなどないとショックを受ける。

化粧の仕方くらい覚えなさいと言いながらおもむろに化粧を始める貴和。黛が拘置所内は化粧NGでは?というが、貴和は所長にお願いしたらいいって言ってたとこともなげにいう。

暑いわねえと貴和が言うと拘置所内の職員が貴和に跪いて書類で扇ぎはじめる。

拘置所内の男性もすべて貴和の虜になっているようだ。

古美門事務所で、化粧に勤しむ黛。古美門は「アンパンショーにでも出るのか」とからかうが、実際、黛の化粧はオテモヤン状態だ。

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服部は事務所の経営難について古美門に相談すし、一度も乗ったことのないヘリなどを処分などと提案するが古美門は拒否。高所恐怖症が治ったら乗るそうだ。

とにかく仕事を!ということで、黛は法テラスを回りましょうかと提案するが、そんなドサ回りみたいなことはしないと突っぱねる古美門。

服部が羽生の新規事務所のことを持ち出し、事務所は軌道に乗るまでが大変なので、アドバイスしてさしあげたら・・・と誘導されるかのように古美門は黛と羽生事務所の「NEXUS」を訪れる。

が、NEXUS内の事務所は客で満杯だった。羽生が「法はみんなもの」というポリシーでカフェのように気楽に相談できる事務所を開いているからだった。

古美門は羽生のプロフィールパネルに激怒。

・・・検事時代に当時無敗を誇った悪徳弁護士Kの事務所へ研修に行くが、その後K弁護士に勝利・・・・・

とある部分だ。

このプロフィール文は磯貝が作ったもので、すぐに訂正すると若干上から目線で羽生がなだめるが、怒り狂った古美門の暴走は止らない。

羽生と本田と磯貝が止めようとするが、ペーペーと偽ヒッピーとガラクタが経営する、低所得者しか相手にできないクソ事務所に偉そうに言われたくない!依頼者も全部ビンボー人のクソだ!ぶっ潰してやるから覚悟しておけ!とテーブルの上に乗って吠える。

客は珍獣を見るかのように古美門を遠巻きにみて、そこにいた赤ちゃんは古美門をみて笑う。

帰りのタクシーの中で黛は高校の同窓会に行って仕事をとってくるという。古美門は黛に空気の読めないウザイ嫌われ者で友達なんかいなかったんだろとからかう。ムキになって否定する黛だが古美門の指摘は図星だった。

お好み焼き屋での同窓会で、黛はその場を仕切っていたが空回りで誰も黛の言うことを聞いていない。

そこへ同級生だった熊井健吾が黛へ相談を持ちかけてくる。熊井は高校の時から女性の容姿の採点を事細かくノートにつけていた。熊井本人はブサイクで「おっさん」というあだ名で全くもてていなかったが、今はエリート商社マンだ。

熊井は妻のほのかと離婚したいのだ。

ほのかは絶世の美女だ。熊井はほのかに一目ぼれし、断られても断られても猛アタックを繰り返し、ついに結婚したのだ。結婚生活も順調でほのかは用紙だけでなく熊井に尽くしてくれる良妻だ。

が、熊井の会社の後輩がほのかと同じ高校の同級生で卒業アルバムを熊井に見せる。そこに写っているほのかは今とは似ても似つかない「ブサイク」だったのだ。

全身美容整形で別人のようになったことを白状するほのか。そして熊井は美容整形が許せず離婚を申し出るが、ほのかは応じなかった。

古美門事務所で離婚訴訟を依頼する熊井。古美門は離婚もお望みの慰謝料も裁判で勝ち取ってやるが報酬は3000万円だという。

金の無駄なのでやめろという黛、熊井はマンションを売ればなんとか支払えると考えているところへ、熊井の携帯にほのかの弁護士から電話が入る。羽生だった。

古美門は相手が羽生だとわかるやいなややる気全開。3000万円は分割で払うことになり、古美門は熊井の依頼を引き受けた。

黛と羽生は古美門を法廷に出す前に、なんとか穏便に収めようと密約を交わす。

黛は古美門に知らせず、熊井とほのかをNEXUSの事務所に呼び出し、話し合いの場を設けた。熊井の要求は慰謝料800万円と離婚だ。

ほのかは熊井への思いを切々と訴える。

何度も花束を差し出され面倒になったので一度だけ食事を了承したら、熊井の人柄をとても好きになった。結婚してからもとても幸せだった。離婚などしたくないと。

羽生や黛にも説得され、熊井は裁判を取り下げようかと考え始めるが、そこに古美門が乱入。古美門は熊井に泣き寝入りをするのかとけしかけ、裁判は避けられなくなってしまった。

古美門は羽生のプリフィールパネルにマジックで落書きをして高笑いしながら立ち去る。

黛は古美門に離婚しないほうが熊井とほのかにとって幸せだと抗議するが、古美門は依頼人は離婚を望んでいるのに、適当に丸め込んで和解に持ち込むなどもってのほか。人の幸せを勝手に決め付けるなと取り合わない。

羽生サイドも全面的に古美門と戦うことを決意。羽生はほのかに「大丈夫ですよ。僕の事務所にきた人は誰も不幸にしません」と語りかける。

裁判が始まる。

古美門はほのかの昔の写真を持ち出し、彼女はまごうことなくブサイクだったのです。

ブサイクという言葉に羽生サイドや黛までもが異議を申立てるが、古美門は見た目の容姿は現代社会では大切だ、企業等でも容姿の美しい人を積極的に採用していると主張する。

NEXUXの磯貝が「容姿で採用を決める企業など先がしれている」と反論すると、NEXUSのウェブサイトには羽生と本田の顔写真しか載っていない、磯貝の写真がないのは「冴えないおっさん」の写真を載せてイメージが下がるのを抑えているためだ、NEXUSも「容姿で人を判断している」ということになると論破されてしまう。

黛と羽生はフットサルの練習場でボールを蹴り合っている。羽生は黛を自分の事務所に引き入れたくて前々から頼んでいるが黛は古美門のもとにとどまっている。

羽生はその理由を黛が古美門を好きだからかと聞くが、黛はチンパンジーの方がマシだと激しく否定。古美門の弁護士としての能力は一番だと認めている。学んで盗んでいつか古美門を倒したいという黛。

羽生は古美門を倒したら僕のところへ来てくれる?君が欲しいんだ!と熱っぽく黛に迫るが、黛の蹴ったボールが顔面にあたり鼻血を吹き出してしまった。

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原告の熊井の答弁が始まる。

熊井は子供の頃から極度の面食いだった。自分の容姿のコンプレックスの裏返しだ。美人と結婚するために、いい大学へ入り、いい企業に就職した。

美人と結婚するのが熊井の悲願だった。ゆえに、ほのかの美貌が整形だったことは熊井にとって大変なショックだったと黛は弁護する。

古美門と目があった磯貝はビビって代わりに羽生が熊井に問いかける。ほのかの美貌を愛して結婚したのなら、その美貌が整形によるものでもいいではないか。どうして人口の美を否定するのかと。

熊井は親からもらった体を変えるのは許しがたい、ありのままの自分を好きになるべきだと熱弁するが、熊井自身が増毛のために美容クリニックに通っていることを暴露され、矛盾をつかれてうろたえる。

そこですかさず古美門が熊井のフォローに入る。熊井は子供を望んでいる。子供がブサイクに生まれる確率を減らすために天然の美人との結婚が熊井にとってはとても大切なことだと熱弁する。

熊井と整形前のほのかの写真を元にした、何パターンもの生まれてくる子供の予想モンタージュのパネルを掲げて、法定の雰囲気を牛耳る古美門。

羽生サイドも必死に抗弁するが、ことごとく古美門に論破されてしまう。

黛も「なんじゃこの裁判は!」と頭をかきむしる始末。

古美門事務所

ディナーを食べながら議論が不謹慎すぎると憤る黛だが、古美門に人のどこを好きになるかは個人の自由。熊井の場合は人の内面よりも見た目の美しさを重視する、それは熊井の立派なポリシーだ。それを不謹慎だという方が不謹慎だと言い切られる。

蘭丸は頼まれた仕事があるとタブレットをつつきながら、古美門と黛の話に割り込み、自分はどんなタイプの女性が好きか語るが、結局なんでもいいらしい。

被告本人尋問

羽生はほのかになぜ整形したのかを問う。

ほのかは顔がブサイクなことで子供の頃からいじめられ苦労した。大事なのは中身だと言われて育ってきたがそれは嘘だと考えていた。

結局みんな見た目で選んでいる。だから高校を卒業したときに整形して生まれ変わった。そうするとモテるようになり、決まらなかった就職すぐに決まった。

でも熊井に出会って、熊井と付き合い始めるようになってから、熊井が素直で心の綺麗な人だとわかった。

今まで見た目ばかり気にしていた自分が恥ずかしくなった。これからは妻として人間として心を磨いていこうと思った。今のこの状況は自分の努力不足が招いたことで、もっと立派な妻になれるように努力したいという。

熊井はほのかの発言を聞きながらほだされている様子だ。

羽生は「人間に大事なのは見た目ではない。心です。理想だと言われるかもしれませんが、法は理想とともにあるべきです。この離婚は認められるべきではありません。」と裁判官にアピールし、古美門と視線を戦わす。

古美門はほのかに尋問をはじめる。

熊井が美形の子供を欲しかったことは知っていたかと。ほのかは知っていると答える。古美門は整形を隠して結婚したのは詐欺ではないかと問うと、詐欺とまでの認識はなかったと答える。

古美門は、結婚は契約であり、重要事項を隠したまま契約を結ぶのは紛れもなく詐欺だとほのかにj返す。

羽生には「法は理想とともにあるべきだ」など寝言は寝てから言ってもらいたい、法は現実とともにあるべきなのです。現実に即していない法など無意味だ。

人間は心だと言っていましたが、同時に整形を認めるべきだという発言もしていてそれは矛盾している。人間の価値が心だけなら、化粧もおしゃれもするべきではない。

でも現実は違う。整形だっていいじゃないといいながら陰では眉をひそめ陰口を言っている人がいる。それが現実だ。何故熊井ばかりが責められなければならない、彼は人よりも少しだけ正直なだけだ。

羽生はたたみかけ、ほのかは「悪かったと思ってます。でも言い出せなくて・・・・」と答えたあと、口元を押さえしゃがみこむ。体調が悪そうだ。

休廷となり、ほのかは退出。熊井は心配そうにほのかを見ている。

NEXUSの事務所

羽生が一人で資料の整理をしているところに黛が入ってくる。羽生がほのかは大丈夫だ。ちょっと気分が悪くなっただけだと歯切れ悪そうに話し、黛はほのかの妊娠を問う。

しかし羽生は守秘義務がある。ほのかは誰にも言って欲しくないから、と言葉を濁しながら、妊娠についての資料を慌てて隠そうとした。

古美門の事務所

ほのかの妊娠情報を持って帰った黛と、熊井と古美門とでお茶を飲んでいる。なぜ妊娠のことを黙っていたのだろうという熊井に服部は「妊娠を武器に離婚を回避してもあなたの心は取り戻せないからじゃないですか」と柔らかく答える。

古美門は熊井に向こうが隠しているなら知らないフリを知りましょう。どうせあなたの望まないブサイクな子供ですよ。と言い置き、外で飲んでくると出かけてしまう。

黛は古美門がどう言おうと決めるのはあなただと熊井にいう。自分の子供ならどんな容姿でも可愛いはずではないかと。

雰囲気の良いバーの椅子に座った古美門の隣には蘭丸がいる。蘭丸は黙って数枚の写真を渡す。写真を見た古美門はバーのマスターに「一番いいカクテルを」とオーダーする。

NEXUSの事務所。

古美門を外して和解が進められようとしていた。

しかし古美門が乱入してきて、乱丸から受け取った写真をテーブルに並べる。

そこにはあのバーで毎夜強くカクテルを飲むほのかが写っていた。

妊娠はウソだったのだ。ほのかが匿名でネットの掲示板に相談を書き込み、そこで親身になってくれた人が妊娠したと相手の反応を見てみたら?とアドバイスをし、ほのかと羽生はそれを実行に移したのだ。

古美門はさすが古美門事務所で学んだだけのことはある。汚い手を考えたものだと羽生をからかい、黛は羽生に詰め寄るが羽生は妊娠したなど一言も言ってないと開き直る。黛はそう思わせるように誘導したじゃないかとさらに詰め寄る。

羽生は妊娠なんて嘘が突き通せるわけじゃない、あとで謝るつもりだった。しかし、妊娠したと言って熊井の反応が見たかったのだ。自分の子供が宿った知ったときどう思ったのか、ブサイクな子供が宿って厄介だと思ったのならもう離婚したほうがいい。けれども少しでも自分の子供にたいして慈しみの心が宿ったのなら、まだやり直せるかもしれない、、、、と熊井を説得する。

古美門は綺麗な言葉を並べ立てて曖昧に許しあっても現実は何も変わらない。我々に出来ることはとことんぶつかり合わせ、人生にケリをつけさせてやることだけだと羽生に言い放つ。

結局熊井の口から出たのは

「子供が出来てなくてよかったです。離婚したいです」という言葉だった。

ほのかはしばらく熊井を見つめ離婚にも慰謝料にも応じると答えた。

私だって整形なんてしたくなかった。親や親戚とも疎遠になるし同窓会にも行けない。ブスはブスなりに自分の顔が好きだが、周りはそれを許してくれないから仕方がないじゃないか。こんな世の中なのだからと胸の内を吐露する。

そしてその場を去ろうとするが、古美門はほのかを呼び止めこう言う。

「ほのかさん、あなたの人生を捧げるに値する男は他にもいくらでもいますよ。決してこんなのではなく」 と熊井を見据える。

ほのかは熊井に「騙してごめんね」とNEXUXの事務所を出ていく。

得意げな顔で羽生を見る古美門。悔しそうな羽生。

フットサルの練習場で一人ボールを蹴る羽生。

そこに近づく黛。

羽生は妊娠した思わせていたのは悪かったと思っている。でもこんな手でも使わないと古美門には勝てない。古美門が出しゃばってこなければ、熊井とほのかを一番いい着地点に導けた。

古美門がどんな手を使っても勝つのがポリシーなら僕はどんな手を使ってもみんなを幸せにすると決めたんだ!と黛に語る。

黛は少し白けたような表情で、悪いけどまだまだ古美門には及ばないと思う。ほのかがネットでのアドバイスを元に妊娠を装うことを思いついたと言っていたが、最初からそれは古美門の手の上で転がされていたのではないかと言う。

古美門は蘭丸に命じ、ネットで相談したほのかに主婦だと名乗りアドバイスをさせていたのだ。

黛はもうNEXUSには誘わないでと言って去っていく。

熊井は自宅のマンションに美人を集めて自作のカレーを振舞っていた。ガラムマサラを探して台所の引き出しを開けると、ほのかの日記兼料理ノートが出てくる。

熊井を気遣う気持ちにあふれたそのノートを見て熊井は涙を流す。

ほのかの住むアパートを訪ね慰謝料を辞退すると告げた熊井。ほのかは「助かるわ」と微笑む。熊井は後ろに隠していた花束を渡そうとするが、そのときほのかの部屋からひとりの男が出てきた。かなりのイケメンだ。

誰?と聞くイケメンにほのかは前の夫と答える。イケメンは俺だったら整形なんて気にしないけどなと言う。

ほのかは熊井にあなたのおかげで目が覚めた。ブサイクな人は心は綺麗だと思い込んでいたの。私も見た目で選んでいた。

見た目がブサイクでココロもブサイクな人もいる、見た目が綺麗でココロが綺麗な人もいるってあなたが気づかせてくれたのよ。そう言ってほのかはイケメンと腕を組みベッドを選びに出かけていった。

うなだれる熊井。逃した魚は大きすぎる。

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拘置所に安藤貴和を尋ねる古美門と黛。

古美門は見た目で私をセクシーじゃないと言うが、私はじつにセクシーなやり方で今回の裁判を勝ち取った。

人は見た目じゃない、心だと貴和に熱弁し、弁護をさせるように迫る。

貴和は呆れた感じで黛を見て「幼稚園児がブスのままよ」という。

古美門事務所で黛は妖怪人間ベラなみの厚化粧を必死で施しているが、古美門は整形しろと遠巻きに見ている。そこに服部がやってきて「きちんと下地を作らないと色が乗りませんよ」とアドバイスする。

コスメティシャンの経験があるのかと期待を込めて聞く黛と古美門に服部は「ええ、まぁ」とうなづく。そして服部にメイクを施してもらうことになった。

再度拘置所の貴和に会いにいく二人。黛の姿をみた貴和は何も言わず背を向ける。そこにいたのは舞妓の格好をし、顔を白塗りにした黛だった。

服部は京都で化粧師をしていたことがあったらしい。

続く