ソイレントってご存知ですか?アメリカのアトランタに住んでいるロブ・ラインハート(24才)が開発した完全栄養食品で、これを摂取するだけで他の物は何も食べず、健康が維持されるそうです。

ロブはソイレント社を設立しCEOになっています。ソイレントを製品化するために出資を募っていましたが、目標額を超えたため8月にソイレントが商品として出荷されることは確定のようです。

ロブは実際にほぼソイレントだけで生活しており、他の健康状態も上々と報告しています。

でも色々な疑問がつきまとうのですよね。

 

ソイレントってどんな食品?

ロブが配合した粉状の食品で水で溶いてドリンク状にして飲みます。乳白色で甘くて美味しいらしいです。

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ソイレントの原料は?

これがよくわからないのです。ロブのブログ(英語)にはソイレントに含まれている栄養素はずらっと並んでいるのですが、原料はほぼ載せてありません。かろうじてフィッシュオイル(魚油)とかオリーブオイルとかから脂肪をとっていると読み取れます。私の英語力の問題かもしれませんが、原材料ははっきりしていないと思います。

どうして普通の食事を否定するのかな

ロブは食べることで経済的や時間的な損失が大きいと考えているようですね。食べるための費用を他にまわせる、食べるための時間を他につかえる、食べ過ぎによる病気や肥満を解消できる、食料問題も解決出来るとインタビューで答えています。

 

ところで「ソイレントグリーン」という古いアメリカ映画をご存知ですか?

この映画は2022年の近未来の設定で、人口増加で食糧不足となり、世界は一部の特権階級とその他庶民に大きく格差が開き、特権階級のみが野菜や肉などの従来の食べ物を食べることが出来、庶民はソイレント社がつくるソイレントという合成食品の配給で細々と生きている・・・というなんともいや~な世界でのストーリーです。

2022年ってあと9年?冗談じゃない、私も子供も生きているよ!と叫びたくなりますが、これはまぁとりあえずSF映画なので、ホッとします。

で、映画の中でのソイレントは海のプランクトンから出来ているとされていて、それだけでも嫌なのですが、実は本当に原料は・・・・人間だったというストーリ展開です。

もちろん、ロブもこの映画のことは知っているはずで、インタビューでも突っ込まれています。

ロブいわく、「ソイレントグリーン」は原作が小説で、その原作の中ではソイレントの原料は、名前とおりソイ(大豆)レント(レンズ豆)だった。

いやぁ、そうだとしても映画のほうが圧倒的に知名度は高いだろうし、「ソイレント」なんてネーミングは広告のためだとしても悪趣味過ぎると私は思うのですがいかがでしょう。

本当に製品化するの?何かのジョークじゃないの?と私は今でも疑ってしまいます。

 

これから先こんなのだけしか口にできないのなら、何が楽しくて人生を送るのだ~!とか思ってしまいますが、出資者がいるということは賛同者もすくなからずいるということですよね。

人それぞれの価値観だから否定はしません。

緊急時の食料としては使えると思えます。

だけど、たとえ現実のソイレントが「ヒューマンフリー」だったとしても、庶民はこれしか口に出来ないなんて近未来はお断りです。