先日、ひとり娘の幼稚園の卒園式がありました。

泣くだろう泣くだろうと心づもりはしていましたが、
やっぱり持っていたタオルハンカチはぐっしょり。

卒園証書を受け取る代表に選ばれた娘は、
親バカですがとても立派に見えました。

 

色々な思い出が蘇ってきましたが、
特に鮮明に思い出すのは、

入園してしばらく続いた登園拒否でした。

 

当時の育児日記を読み返すと、
母親の私自身の泣き言が
ぎっしりと書かれています。

 

あの頃は、来る日も来る日も
登園拒否についてネットで調べまくったり、
育児書を立ち読みしまくっていたなぁ・・・
と、ほろ苦く思い返しています。

 

この記事を読まれているあなたは、
多かれ少なかれ、お子さんの登園拒否の
対応で悩まれていることと思います。

 

登園拒否の対応や原因は本当にケースバイケースですが、
よその子供の登園拒否の時の様子を知るだけでも
「ウチだけじゃないんだ~」と心が軽くなることが多いですよ。

 

うちの娘のケースを紹介しますね。

うちの娘のケース

うちの娘は年少(3歳児)で入園しました。

プレ幼稚園には通ってませんでしたが、
近所の子供会や児童館のプログラムにも参加しており、
母親の私から離れることも出来ていたんです。

幼稚園の体験一日入園も楽しそうに過ごし、
入園式でも楽しげに興味深げに馴染んでいるように見えました。

 

ところがです!

 

一日目は機嫌よくバスに乗っていったというのに、
次の日からいきなり登園拒否が始まったのです。

当時の育児日記を抜粋してみますね。

 

育児日記

4月○日

バス停で○○(娘の名前)がいきなり泣き始めた。「行きたくない!お母さんと一緒にいる!」すがりつく○○を無理やり引っペがして、バスの先生にパス。○○の泣き叫ぶ声がしばらく耳に残った。昨日は大丈夫だったのになんでだろう?

4月○日

今日は朝から大バトル。制服を投げる○○をなだめつつ着替えさそうとするがなかなかうまくいかない。最後には声を荒げて無理やり着替えさせる。バス停まで肩に担いでどうにかたどり着いた。帰ってくるとケロッとしていたが、やっぱり幼稚園には行きたくないそう。しんどい。

4月○日

いつものごとく○○を担いでバスの先生に引き渡す。家に帰ると涙が出てきて私が大泣きした。なんでうちの○○だけ幼稚園を楽しめないのだろう。もう嫌。しんどい。意味がわからない。

・・・・泣き言ばかりですよね。お恥ずかしい。

 

当時の私は朝起きるのが憂鬱でたまりませんでした。

 

またあのバトルが始まるのか、
いつになったら娘は機嫌よく幼稚園に通ってくれるのか。

 

せっかく自分の時間が持てるはずだったのに
こんなはずではなかった。

 

もちろん娘のことも心配ですが、
思うようにならない現実に振り回されているのは
誰よりも私自身だったのです

 

自分の中の黒い気持ちに愕然ともしました。

今思うと、もっとどっしり構えて、
新しい環境の不安に耐えている、
娘を受け止めてあげればよかった。

あの頃の娘に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

無我夢中で娘にした対応はこんな感じでした。

 

私が娘にした対応

  1. 幼稚園の何が嫌か聞いてみる
  2. 離れ離れにはならない。家でいつも帰りを待っている・・・と言い聞かせる
  3. 幼稚園で楽しく遊んでくるのが○○のお仕事・・と言い聞かせる
  4. 先生とお友達に「おはよう」だけ言いに行こうと、とりあえずバス停まで連れて行く。そして先生に引き渡す

1の答えは幼稚園が嫌なのではなく、
「おうちでお母さんとずっと一緒に居たい」でした。

 

今思うといじらしくて泣けてくるのですが、
鬼母であった(今も?)私の本当の気持ちは
「なんでやねん」ってなもんでした。

 

そして、2、3の段階で言い聞かせて、
4で騙し討ちのようにバスに押し込む。

これの繰り返しでした。

 

「一日くらい休ませてもええんちゃう?」

そうも思っていたし、
そんな風にアドバイスしてくれるママ友もいました。

が!

不運なことに登園拒否が始まってすぐに、
ロタウィルスに感染してしまったんです(;_;)

 

否応もなく一週間くらい休ませてしまったので、
これ以上の欠席はNG!と、思いつめた私は、
毎朝毎朝、抱っこなんて生易しいものではなく、
米俵を担ぐように娘をバス停に強制連行していきました。

 

幼稚園にこっそりと様子をうかがいに行ったこともありますし、
先生にも電話で相談したりもしました。

 

幼稚園では、時折「おかあさ~ん」と泣くことはあっても
楽しそうに遊んだりはしてたようです。

そんなこんなで1ヶ月半くらいが過ぎていきました。

 

笑顔の「行ってきます」

そして5月の半ば頃でしょうか。
娘が初めて笑顔で「行ってきます」・・・
とバスに乗り込んでくれたんです!(;_;)

私はもちろん完全に涙目。
一緒になって泣いてくれたバス停ママもいました。

家に戻った私は大号泣。

「よっしゃぁぁ~!!」

その日の育児日記です。

5月○○日

○○が笑って「行ってきます」と言ってくれた!嬉しい。本当に嬉しい。○○、よく頑張ったね。怒ってばかりでごめんね。幼稚園楽しんでね。

あの時の晴れやかな気持ちは多分一生忘れません。

そして心おきなく一人になってやりたかったこと、

 

  • 撮りだめしたドラマをゆっくりと楽しむ
  • ひとりで心おきなく雑貨屋をまわる
  • リビングで堂々とチョコレートを食べる
  • 読みたかった小説を読みあさる

などなどを楽しみました!

今では普通にできることばかりですが、
あの頃は本当にこんなのが「夢」だったんです。

 

娘もあれから登園拒否らしいものはなく、
幼稚園生活もめいいっぱい楽しんでくれました。

 

○○くんがかっこいいだの、ラブラブだの
「まだ早いんちゃう?」
っていう話もしょっちゅうしてくれました。

 

結局、何がダメだったのか、
どうして行けるようになったのかはよくわかりません。

娘なりに色々と葛藤を乗り越えて、
気持ちを切り替えたんだと思います。

あの頃のことを今の娘に聞いてみても
「覚えてない」のひとことですし。

 

子供もお母さんもグッジョブ!

登園拒否についてネットで検索しまくったときに、
ある掲示板で次のような言葉を見つけました。

原文はデータがなくなっていたので、
私の記憶をたどって書いてます。

 

子供は自分の意思を周囲に伝えられるようにならなければなりません。

登園拒否をする子供はそれがバッチリ出来ています。

グッジョブです。

子供の登園拒否に悩んで、解決法をみつけようと検索しまくってるお母さん。

大丈夫です。

あなたのお子さんはきっと楽しく園生活を送れるようになります。

そしてあなた自身、子供を叱ってしまい自己嫌悪に陥ってるかもしれません。

お子さんのことでもがき苦しんで悩んでいるあなたは本当にいい母親です。

心からグッジョブをおくります。

でも、もう少し肩の力を抜いても大丈夫ですよ。

大丈夫なんです!

・・・自分の文才のなさに呆然としてしまいます(;_;)

本当はもっと心にグッとくる素晴らしい文章だったんです!
雰囲気だけでも伝わってくれれば嬉しいのですけど。。。

 

しんどい時は育児マンガもオススメです。

私が好きなのはこれ↓

笑えて時にはホロリと泣けてしまうオススメ育児マンガです。

ママ友内で回し読みして大好評でした。

 

4月が来ると幼稚園や保育所の玄関や、
あちこちのバス停で泣き声があふれる季節になりますね。

 

あなたは今、
いっぱいいっぱいで途方に暮れているかもしれません。

 

でも、時が過ぎれば、切なくほろ苦い、
そしてあたたかな、かけがえのない思い出になります。

ちょっとだけ未来を先取りして、気持ちを楽にして、
あなたが「こうする!」と決めた方針を
淡々と行ってくださいね。
晴れやかな明日はきっとすぐそこまで来ていますよ。