
期待はずれの空海-KU-KAI-映画でしたが、良かった点もたくさんあります。
今回は良かったことをレポートしますね。
詳細なあらすじはこちら↓
空海 映画のあらすじと感想 【ネタバレあり!】本当の主役って○○?
スポンサーリンク
空海映画の良かった点
長安の都のセットがすばらしい
長安の都の再現?は、とにかく素晴らしいのひと言につきます。奈良時代や平安時代の日本人が憧れに憧れた、世界で一番繁栄している国際都市長安。
東と西のあらゆる国の文化が混ざり合った、華やかででも混沌とした世界に圧倒されました。
町並みも建物もとにかく細部まで魅せてくれます。
※画像は空海-ku-kai-公式サイトより引用
中国でも唐の時代の雰囲気を残した場所はないそうです。セットが完成するまでの月日はなんと6年!
セット内に木を植えて、それがしっくりくるまでの時間でもあったそうですよ。
紫禁城のある北京はいろいろな映画で再現されているけど(紫禁城はそのままだしね)、唐の長安をあれだけ見せてくれる映画は他にはないんじゃないかなぁって思う。
長安のセットを鑑賞するだけのために、もう一度映画館に足を運びたいくらいです。
女性の衣装がすばらしい
男性の役人の衣装も細部まで拘っていて見ごたえがあったけど、なんといっても女性の衣装が素敵。
楊貴妃のまとっていた赤い衣装も素敵だけど、それ以上に胡玉楼で、新人踊り子の玉蓮の衣装がとにかく素晴らしい!
※画像は空海-ku-kai-公式サイトより引用
東西のエッセンスが色濃く交じり合っていて、妖艶そのもの。
ペルシャの影響が大きいのかなぁ。ベリーダンスの要素も入っていた踊りだった。もっと激しかったけれど。
踊っていくうちに衣装が巻き上がっていく演出も素晴らしかった。
染谷将太「空海」はあり
ストーリー上での空海は不満が大きいけど、染谷将太君の空海はとても良かった。
私が想像していた空海って、超絶天才で超能力者だという噂さえある捉えどころのない人物像なんだけど、染谷くんの空海は透明感があって神秘的だけど、親しみやすい人間っぽさも感じて新鮮でした。
黄軒「白楽天」はイケメン
白楽天ってお爺さんのイメージしかありません。でもこの当時の白楽天は30過ぎの青年なんですよね。私の年齢からすると「若い男の子」だけど。
白楽天役の黄軒(ホアン・シュアン)さん、シュッしたイケメンですね~。
眼福眼福♪でした。(´∀`)
才気走っているちょっと鼻持ちならない「白楽天」。ぴったりのキャスティングだったと思います。
黒猫可愛すぎる
この映画の真の主役の黒猫ちゃん。
かわいー!可愛すぎる!
化け猫?
祟る?
鋭い爪で物理的に攻撃?
ぜんぜんOK!
ぜんぜん怖くない!
おそらく猫好きはみーーんな同じ感想だと思いますよ~。
CGは駆使しているんだろうけど、主体はどこかの黒猫ちゃん使っているんだろな~と思っていたら、
なんとフルCG!
すごすぎる!
まあ、ディズニーのキャラみたいな表情をするときもあって、そこは無表情の猫を貫き通して欲しかったな・・とも思います。
以上、空海KU-KAIの良かった点です。
色々酷評されているけど、私、DVDでもう一回みますよ。長安のセットや衣装、猫ちゃんを見るためだけに。
関連リンク