
今日のプレバトは梅沢富男となっちゃんの掛け合いが面白かったです。
お題は「節分」
↓こんな感じの写真でした。
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Contents
第1位 松原千恵子 才能あり70点
節分の
豆煎る母の
袖を引く
松原千恵子って日活の3人娘?らしいですけど、私の世代ではあんまりなじみがないですね。
なんか計算高く天然ボケを装っているなぁというイメージでした(・∀・)
梅沢名人8段のコメント
「袖を引く」というのがとてもいい!色々な情景を膨らませられる!
・・なかなか大絶賛でした。なっちゃんの評価とも隔たっておらずいい感じです。
なっちゃんの評価
節分の豆を煎る母を詠んだ句はないとは言わないが、発想が面白い。ただ、「袖を引く」という慣用句には意味が二つあって、ちょっと悩ましいかも?
- 人を誘う
- そっと注意を与える
松原千恵子の母とのエピソードの中で「お袖」という言葉が出てきたのも大絶賛。
もともとのなっちゃんの添削後の俳句はこちら↓だったけど、もうひとつの句のほうがいい感じになったみたいです。
節分の
豆煎る母に
ねだる豆
その句がこちら
節分の
豆煎る母の
お袖ひく
なるほど。
特に心引かれる句ではないけれど、優しい感じがする句ですね。
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第2位 キスマイ宮田 凡人60点
キスマイの宮田くんは、プレバトではメンバー中一番パッとしない存在なんですね~。ちょっと辛い?
- 北山くん 書道特待生
- 横尾くん 俳句名人
- 千賀くん 冬麗戦 優勝
千賀くんにいたっては、冬麗戦のトロフィーをリハーサル室においてあるそうです。
そんな宮田君、今回は2位だけど60点の「凡人」でパッとしませんでした。その句はこちら↓
鬼退治
勝利の子らの
息白し
うーん・・。この中には絶対いらない言葉があります。わかりますか?
梅沢名人8段のコメント
横尾は最近フジモンに寄り添っているからね~、しゃきっとしてくれたら宮田を弟子にしようと思っているよ。
鬼退治しているのだから、勝利の言葉はムダ!
なっちゃんの評価
名人の言うとおり!鬼退治なのだから「勝利」は当たり前でムダ!
でも季語を「息白し」に持ってきたので発想はなかなかいいですよ。
添削後の俳句はこちら↓
鬼退治
終えたる子らの
息白し
文語体がしっくりしないなら、こんなのもあり。
鬼退治
終え子どもらの
息白し
私は文語体の方が好きですね。
メンバーの中でひとりだけ奮わないのは悔しいですよね。宮田君がんばれ~!
第3位 麻木久仁子 凡人50点
50点で3位って今回はちょっとレベルが低いのかな?麻木久仁子の句はこちら↓
鬼の目の
福は内なり
笑み映し
一見、「なんかいいんじゃない?」と思ってしまう私はセンスがないのでしょうね。
梅沢名人8段のコメント
意味がよくわからない句。
なっちゃんの評価
またしても名人の言うとおり!
分かりにくいのは語順のせいなんですよ。発想はまあまあ普通←厳しいな~。
鬼の目の
内に笑みあり
福は内
添削前の句は「鬼の目の」と「笑み映し」という映像を現す言葉が離れているので意味が分からなくなっている。
なるほど。
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第4位 高橋真麻 才能ナシ35点
高橋真麻って高橋英樹の娘なんですよね。濃い顔立ちは似ているような気がします。
マーサさんの句がこちら↓
鬼退治
赤らめる頬
冬りんご
梅沢名人8段のコメント
節分は立春の頃だから、季語の冬りんごと合わない。
なっちゃんの評価
名人の言うとおり!
まず子どものほっぺと冬りんごをくっつける発想が陳腐。冬りんごが季語なのに季語のインパクトが弱い!
ケチョンケチョンですね。
添削後の句がこちら。
鬼退治
豆まく子らの
頬赤し
直したところで、よくあるありふれた句らしいです。まあこれくらいやって、やっと凡人の端っこにいく・・らしいです。
ここまで言われたら私だったら泣いちゃいそう。
最下位 銀シャリ橋本(前回才能あり)33点
若手の芸人はトーク番組のときにひな壇の上のほうにいて、印象に残る言葉をひと言でキメないといけないので、すなわち俳句と同じです!
・・なんてことをキリっ!と言ってた橋本の句がこちら↓
逞しき
豆から伝う
鬼は外
梅沢名人8段のコメント
意味がまったく分からない。何が逞しいのか?
なっちゃんの評価
今日はおっちゃんと気があう!致命的な間違いが「逞しき」。これは連体形だから名詞にくっつく言葉だけど、豆につくのか、鬼につくのか、全く意味がわからない。
子どもが逞しい、と言いたいのだったら、ちゃんと意味をつなげること。
豆を打つ
力逞し
鬼は外
ん~・・でも、添削後の俳句は5人の中で一番好きです。
梅沢名人8段昇格なるか?
今日はなっちゃんと意見があって絶好調の梅沢富男。サクッと昇格を狙いたい俳句はこちら↓
春待つや
恵方知らせる
店の声
梅沢富男の俳句って偉そうな本人とは違って、優しくて素直で、でも味わいがあって、さすが名人って感じですよね。
でも肝心のなっちゃんの評価はいかに?
ポイントは「知らせる」という動詞。
結果は
現状維持
残念!
良いところもたくさんあって、「春待つ」という季語を選び、恵方巻きなどのありふれた言葉を使わず、恵方の方角を知らせる・・というちょっとした工夫が良いそうです。
確かにそうですよね。それが深みに繋がるんですよね。
でもポイントである「知らせる」の動詞の選び方がつまらない!らしいです。
伝わればいい、分かればいい、というのは名人の俳句ではなくて、もう一工夫が欲しい!
知らせるをもっと厳かな感じの「告ぐる」にすると、面白み、滑稽味が出るのでそこまでして欲しい。
添削後の俳句がこちら
春待つや
恵方を告ぐる
店の声
うん。いいですね~。
こちらの方がより深くなった気がします。
しかし
これに梅沢が吼えました(・∀・)
梅沢富男となっちゃんの大バトル
梅沢
フジモンや東国原の俳句は、子どもでも分かりやすい言葉を選んでいるのを評価しているくせに、「知らせる」のどこが悪いのか!
なっちゃん
それがどうした!「知らせる」と「告ぐる」くらい、子どもにも分かる!子どもをバカにするな!
梅沢
なっちゃんの本の帯を書いているのは俺だぞ!
・・このケンカを聞くと日本は平和だとホッとしますね。
また来週が楽しみです。