
2020年冬麗戦の王者はキスマイの横尾渉君でした。
2年前の冬麗戦では千賀君が涙の優勝でしたが、横尾君はあまり泣いてはいない様子。代わりに予選落ちした千賀君が泣いてましたがw。
毎日放送社長賞 賞金30万円は何に使うのでしょうね。
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プレバト冬麗戦決勝(2020)のお題
今回のお題は【お鍋】でした。
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プレバト冬麗戦決勝(2020)の結果
第1位 横尾渉(キスマイ)【特待生4級】
第2位 東国原英夫【名人10段】
第3位 フルポン村上【名人10段】
第4位 梅沢富雄【名人10段】
第5位 藤本敏史 【名人10段】
第6位 北山宏光(Kis-My-Ft2) 【特待生5級】
第7位 千原ジュニア【名人初段】
第8位 皆藤愛子【特待生4級】
第9位 中田嘉子【名人3段】
東国原 タイトル戦5冠
人気の梅沢 実力の東国原?
フルポン 村上
30万円取るつもりで24万円のソファを飼っている
梅沢
視聴者にプレゼント 30万円
フジモン
2017 夏の王者
ライバルはジュニア
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プレバト冬麗戦(2020)決勝第9位の俳句
顔芸に注目の中田嘉子の俳句
祝ひ歌 山川響く みかん鍋
本人のコメント
お正月にのど自慢で歌った祝ひ歌が、山や川に響き、食卓にはみかん鍋があるというおめでたい句をつくったつもり・・(ほぼ泣いている)
村上のコメント
可哀そうです‥。
梅沢のコメント
みかん鍋がびっくり。
なっちゃんのコメント
みかん鍋が悪いとは思わないけど、語順が悪いかも。
添削後
みかん鍋 故郷の山河 祝ひ歌
プレバト冬麗戦(2020)決勝第8位の俳句
予選1位の皆藤愛子さんの俳句でしたが、すみません。書き留めてなかったです。
プレバト冬麗戦(2020)決勝第7位の俳句
東国原が優勝と予想したのに7位に沈んだ千原ジュニアの俳句
風邪の孫 祖母のご飯を 平らげる
本人のコメント
僕が『孫』で、風邪をひいたときにおばあちゃんの雑炊を平らげたエピソードが、いまだに親戚の集まりで話のネタにされることを詠んだ俳句です。
梅沢富雄のコメント
【祖母】は要らない。孫が出たら祖母に決まってる。
なっちゃんのコメント
孫の題材を嫌う俳人は多いけど、私自身はどんどん詠んだらいいと思う。ただ孫と書かなくても「子」と書いたら事足りる俳句も多い。この俳句もそのひとつ。祖母よりもむしろ孫がいらない。
添削後
祖母の飯 平らげ風邪の 子の朝(あした)
プレバト冬麗戦(2020)決勝第6位の俳句
「俺が最下位だ~」と廊下でウロウロ徘徊していた北山宏光の俳句
湯豆腐や くるりくるりと 昆布回る
本人のコメント
湯豆腐の最初に出汁昆布が鍋の中で回っている様子を表現した。金秋戦の千原ジュニアの俳句『台風や ぐぅわんぐぅわんと 信号機』の【ぐぅわんぐぅわん】に感銘をうけて、オノマトペを意識して作った。
なっちゃんのコメント
俳句は観察からはじまるので、自分の目を信じて観察しているのがよいところ。
【湯豆腐や】を強調すると、完成した湯豆腐をイメージするし、【くるりくるり】と【回る】は意味がおなじなのでもったいない。
あなたの句だと知ってびっくりしている。真摯な俳人の姿勢です。
キスマイが俳句に真摯に取り組んでいることで、若い人たちが俳句に興味を持って下さるありがたいことです。
ちょっとジーンとしたシーンでした。
添削後
湯豆腐の 昆布ほのほのと 回りだす
プレバト冬麗戦(2020)決勝第5位の俳句
最近あまりぱっとしないフジモンの俳句
スイミーの 音読二回 おでん炊く
添削後
ごんぎつね 音読二回 おでん炊く
本人のコメント
小学生の宿題で、おでんの支度をしている母の後ろで音読をしている光景を詠んだ俳句。
千賀のコメント
おでんを炊いているのが『自分か他の人か』の視線がしっかりしてたら上位に行けたんじゃないですかねぇ‥と上から目線。
なっちゃんのコメント
炊く(視線)は問題ない。作品としてきちんとできている。
スイミーという教材がもったいないかも。「スイミー」は涼しい感覚の言葉なのでおでんととり合わせるのは少しだけ損かも。
プレバト冬麗戦(2020)決勝第4位の俳句
もし優勝したら賞金30万円を視聴者にプレゼントすると豪語していた梅沢富雄の俳句
湯豆腐に すの立ちはじむ 四方の春(よものはる)
本人のコメント
季重なりをあえて選んでタブーにチャレンジした。
東国原のコメント
御体にしては【置き】に来ている
なっちゃんのコメント
季重なりのチャレンジは大きく評価する。非常に面白いところは【すの立ちはじむ】という湯豆腐に対してマイナスの表現。
マイナスの表現と【四方の春】という大きなめでたい季語を取り合わせて上手くやっている。【置き】に来たとは思ってない。
ただ【立ちはじむ】で表現が切れてしまう。【立はじむる】にしないといけないけど、中8になってしまう。直しようもないとあきらめていたけど、話を聞いていたら「酒」が出てきて思いついた。とても惜しい俳句。
添削後
湯豆腐の すの立ち四方の 春の酒
プレバト冬麗戦(2020)決勝第3位の俳句
身近な世界を詠むフルポン村上の俳句
双六の 駒にポン酢の 蓋のあり
本人のコメント
17音にすごい物語がありますよね?
梅沢のコメント
目の前30㎝の小さな世界の俳句を詠むな!←予選ではポリ茶瓶の俳句w
なっちゃんのコメント
とても良い『あるある感』。ポン酢があることで鍋をやっていたかもしれないというのが分かる。
切り取り方がうまい。
双六の駒を何かの代わりでするという発想の俳句はないことはないので、そこが少しもったいなかった。
直しはいりません。
プレバト冬麗戦(2020)決勝第2位の俳句
前回王者の名人10段東国原英夫の俳句
湯豆腐の湯気 アインシュタインの舌
本人のコメント
アインシュタインの舌に湯豆腐の湯気をあてたら、どんな真理を発見するのだろう‥という発想
なっちゃんのコメント
この2つのモノを取り合わせる意味が分からない読者もいるとは思うが、まったく関係のない言葉をぶつけて「言葉の火花を飛ばす」手法です。対句表現でリズムもおさめている。直しはいりませんよ。
プレバト冬麗戦(2020)決勝第1位の俳句
千賀に追い抜かれた感のあるキスマイ横尾渉(特待生4級)の俳句
包丁始 都心は 計画運休
本人のコメント
大雪で交通機関が止まってるので何もできない。そうだ!久しぶりに料理をやろう・・を表現した句。
東国原のコメント
すごいチャレンジ。ずっと五七五で来てた彼がリズムを崩しにかかってる。
梅沢のコメント
素晴らしいチャンピオンの俳句です。
千賀のコメント
ずっと横尾さんが頑張っている姿を見てたから本当に嬉しい。(号泣)
なっちゃんのコメント
リズムがぎくしゃくしているので最初は高い評価にはしていなかったが、ゆっくり丁寧に分析するとどんどん評価があがってくる。
包丁始が季語
包丁始 都心 計画運休す
なら調べはスッと入ってくるが、「は」がとても大切。都心が計画運休しているというのは外せない情報
【計画運休】と言い切った方が、包丁始に比重がかかってくる。微妙な言葉のバランスを作者自身が考えた上で、これでいい!と決めた句なのでしょう。
送り仮名がいるかいらないかは作者が選んでよいが、この句は1行で書いたときに【包丁始】の「め」があった方が綺麗。
破調の俳句も良いが、基本の五七五も引き続き勉強して欲しいですね。
プレバト冬麗戦(2020)決勝の感想
横尾君の俳句もとてもよかったですが、送り仮名とはいえ添削が入っているのに1位?って少し驚きました。キスマイメンバーも頑張っていてグイグイ実力を伸ばしているけど、ここで横尾君が1位なのって番組的な戦略なのかなって気も少ししました。