宇宙軍がついに始動?トランプが正式署名した宇宙軍をサクッとまとめ

お昼ご飯を食べながらテレビを見ていると、『トランプ大統領、宇宙軍を創設!』とびっくりなニュースが飛び込んできました。

う、宇宙軍?なにそれ?

スターウォーズの映画の宣伝?それともガンダムの世界?

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宇宙軍はすでに発足されている

?ばかりでとりあえずGoogleさんに聞いてみると、アメリカでは今年2019年の8月29日にはすでに宇宙軍は発足していました。

12月20日はトランプ大統領が『2020会計年度の国防権限法案』に署名したことで、法律的に正式に創設が決まったそう。

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宇宙軍ってなにするの?

最初の疑問は『宇宙軍って何をする組織なの?』でしたが、これはサクッとひと言でまとめられます。

宇宙空間を監視して、人工衛星の防衛やミサイルの早期探知を目的とする

もちろん今でも人工衛星やミサイルの監視はしてますが、宇宙空間に特化した専門の組織を、正式な『軍』とすることで、より絶大な監視体制と宇宙空間のリーダーシップを取ることを目論んでいるのでしょうね。

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宇宙軍はどれくらいの規模の組織になる?

宇宙軍はどこかの機関に付随した組織ではなく、正式な『独立軍』になります。

今、アメリカには、陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊と5つの軍と隊がありますが、宇宙軍はそれに続いての6番目の独立軍です。

宇宙軍の人数は?

2019年8月29日に発足された当時の宇宙軍メンバーは87人体制。初代司令官にはレイモンド大将が就任しています。

そして宇宙軍の予定人数は1万6千人が割り当てられると報道されています。

宇宙軍の人材はどこから?

宇宙軍の人材は新たに募集!‥というわけではなく、空軍で宇宙関連の任務についていた軍人から割り当てられます。

宇宙軍の予算は?

もちろん莫大な金額です。7380億ドル(80兆円余り)が計上されています。

アメリカの宇宙軍設立の流れ

宇宙軍はアメリカとソ連の冷戦時代には存在していました。

1982年から2002年にかけて存在した、アメリカ宇宙軍(United States Space Command:USSPACECOM)です。

大陸間弾道ミサイルの攻撃に備えたり、人工衛星やその他宇宙関連の作戦を遂行する組織でした。

当時の戦略防衛構想 (SDI) では、ミサイル迎撃用レーザー衛星の打ち上げが予定されてましたが、実現より早く冷戦が終了。

1999年からはコンピュータのサイバー戦争も担当していましたよ。

冷戦が終わり世界情勢が激変したので、アメリカ宇宙軍はいったん終了。

そして、トランプ大統領が2018年12月に宇宙軍創設の大統領令を出しました。

議会では意見が割れてましたが、2019年の8月に宇宙軍は発足し、12月には法律も成立されたのです。

他国にも宇宙軍はあるの?

アメリカに宇宙軍が出来るなら、気になるのは他の国にも宇宙軍があるかということですね。

ロシア

ソ連崩壊後も不気味な力を誇るロシア。ロシアにも宇宙軍は存在します。

2001年にロシア宇宙軍が発足され、2011年に空軍と統合され、現在はロシア航空宇宙軍として存在しています。

中国

アメリカと熾烈な経済戦争を続けている中国の宇宙軍はどうでしょうか。『中国人民解放軍ロケット軍』なるものが存在しています。

1966年7月1日に極秘裏に設立され、公開されたのは1984年10月1日の建国35周年記念の軍事パレードでした。

この頃の名称は『中国人民解放軍第二砲兵』で、2015年に『中国人民解放軍ロケット軍』に名前が変更されています。

イスラエル

イスラエルにも『イスラエル航空宇宙軍』 があります。

でも宇宙軍というよりほぼ空軍のような活動内容ではないかと思いますね~。

日本

で、われらが日本!ですが、もちろん軍は存在しません。

が、自衛隊に「宇宙」という職種が新設されて、『宇宙領域専門部隊』を2022年度までに発足させることになっています。

アメリカ軍との連携が地盤となっているので、アメリカ宇宙軍が正式発足した今、実現される見通しが高いですね。

宇宙領域専門部隊については別記事に書きました。

まとめ

『宇宙軍』といえばSFの世界、地球侵略を目論む宇宙人対策!‥のような映画の世界とはまったく違いますね。現実的な国防と国益を見据えての発足です。

ロシアや中国などにも宇宙軍はありますが、アメリカの新しい宇宙軍とは規模も専門性も比べものにならなさそうです。

トランプ大統領が自信満々に「画期的な偉業を達成した。アメリカに対抗できる国はどこにもいない」と自画自賛しているのにふさわしい軍になるのでしょうか。

これからのニュースが楽しみです。